第2次中期目標の概要

1 中期目標について

 この中期目標は、「苫小牧東部開発新計画」(平成7年8月 北海道開発庁策定)及び「苫小牧東部開発新計画の進め方について」(平成9年3月 同)等を踏まえ、国、道、関係市町及び政府系金融機関など関係機関の支援、協力のもとに当社が行う業務運営に関し、定款第31条第1項の規定に基づいて、その目標を定めるものである。

2 目標の期間

平成14年度から16年度までの3カ年とする。

3 目標の設定

(1)用地の確実な分譲

造成済み地を優先的に分譲することを基本に、企業誘致活動のターゲットを資源リサイクル産業や物流関連産業に絞り込むなど戦略的な営業活動を行うとともに、関係機関との連携の強化、効果的なPR活動、立地環境の整備などによって用地の着実な分譲を図る。
第2次中期目標期間においては、約90haの分譲、総売上高約107億円を目指す。



(2)経営基盤の強化

業務運営に必要な経費を賄う固定的収入である埠頭収入、賃貸収入の増収に努めるなど経営基盤を強化する。また、機動的な組織運営や情報システム化の推進などによって効率的な業務運営を行う。



(3)財務の健全化と株主還元の継続

会社経営に当たっては、資金収支の安定化を図るとともに、災害時の補修費など必要資金の内部留保を図るなど、借入金に依存しない健全な財務の維持に努める。また、分譲収入等から得られた剰余金は、資金収支を勘案しながら株主に適正に還元する。



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