(株)苫東 第７回経営諮問委員会の概要

１　日　時　平成16年3月29日（月）15:30〜16:50


２　場　所　東京都千代田区霞が関３丁目２番５号　霞ヶ関ビル
　　　　　　東海大学校友会館「霞の間」

３　出席者　１０名中６名出席

４　議　題　
　　　　　　(1) 平成１５年度決算見込みについて
　　　　　　(2) 内部留保と株主還元の資金試算について
　　　　　　(3) 第２次中期目標の進捗状況及び今後の対応方針について
　　　　　　(4) その他



５　議事要旨

　会社側より、次のとおり説明があった。

議題(1)

用地分譲は２件３１haの見込みとなり、営業収益約１１億円、営業利益約４億円、経常利益約５億円強を見込んでいること。

議題(2)

１５年度決算見込みをベースに株主還元額は、事業運営上必要な資金を確保した上で、３７３百万円(一株当たり300円)を想定しており、１６年度資金計画においても実行が可能である旨を説明した。

議題(3)

１６年度は第２次中期目標の最終年度となるため、用地の分譲促進を最大の目標に掲げ、分譲目標を約８ha以上とし、営業収益約１５億円、経常利益は本年度以上を目指すとともに、株主還元は引き続き実施していく旨を説明した。
また、老朽化が進む埠頭への対応として「苫東埠頭強化対策」を計画的に進めることとした。

これらに対し各委員より、次のような発言があった

• プロジェクトの発掘と誘致に向けた積極的な取り組みが重要である。
  
• 道州制の先行的取り組みが苫東開発事業の推進にプラスとなることを期待したい。
  
• 苫小牧東港中央ふ頭多目的国際ターミナルの供用が開始されると、会社の企業誘致や事業展開にとって大変有利な要因となることから、背後地の整備に向けた充分な備えが必要である。
  
• 環境リサイクル産業の進展は苫東への企業誘致にとって追い風である。