<結果発表>
苫東インダストリアルパークフォトコンテスト2012にご応募頂いた皆様、また告知等にご協力頂きました皆様、
本当にありがとうございました。
第8回目を迎える今回はグランプリ・苫東社長賞・金賞・銀賞を各1点、優秀賞12点、優秀賞(学生の部)3点、
立地企業賞3点を選出いたしました。
応募総数は全国各地から192点、平成24年11月14日(水)に厳正な審査によって入選された作品を発表いたします。
<審査員講評> 水越 武 氏
2012年の苫東インダストリアルパークフォトコンテストの審査を11月14日に実施
いたしました。今年は前回と変わり、『立地原動力部門』や『環境力部門』などと複
雑であった窓口を束ねることによって、応募される方々も、また審査する方も分かり
やすくなりました。まだその効果は十分に出ているとはいえませんが、回を重ねる
ことによって良い結果が出て来るものと考えています。
3.11以後、社会がどのような動きをするかが見えない分、座標軸をどこに置いて
審査をするかに苦慮いたしました。
豊かな自然と共生した産業・技術の交流拠点を目指す『苫東』の趣旨を先ず頭に
入れながら、メッセージ性が高く、撮影意図が明解に出ている作品を選ぶことにし
ました。
デジタルカメラの普及で、写真がより多くの人たちに身近なものとなってきました。
それは応募作品から読み取れました。この普及が良い方向に進むことを期待したい
と思います。
来年も素晴らしい作品が一点でも多く寄せられるように様々な形で努力したいと
考えています。
審査結果は次の通りです。
<第8回苫東インダストリアルパーク
フォトコンテスト2012 受賞作品>
<グランプリ>

「野菊の朝」佐藤 幹夫 様
<講評>
大規模な工業プラントが建設されている敷地内を縦横に大き
な道路が走っています。しかしまだまだ自然が豊かに残されて
いて、季節になると野菊が花をつける。その花に弱いストロボ
を当てることにより、夜露に濡れ、咲き溢れるような菊の花が
捉えられています。
朝の光の演出もうまく、画面構成も素晴らしい。
<苫東社長賞>

「夜のコールセンター」片山 敏夫 様
<講評>
昨年も今年も埠頭の写真は多かったが、この作者は光の少な
い時間帯を選んでいます。
これは節電を意識してのシャッターチャンスであったかどう
かは知る由もありませんが、そんなことを想像させる写真です。
その意味で現在、今の時の流れが見事に捉えられています。
<金賞>

「夕列車」大沢 貴則 様
<講評>
クローズアップされた踏切の赤い信号灯がとても印象深く
効果的に演出されていて、そのうえ奥行きのある、スケール
の大きな写真となっています。
列車が少しぶれていて、カンカンという音まで聞こえてくる
ようなリアリティがあります。
広角レンズを使用し、計算し尽くしたテクニックは見事です。
<銀賞>

「陽光」加賀屋 茂 様
<講評>
海面の水温と気温の差によって発生すると言われる気嵐(けあ
らし)ですが、このような美しいものはなかなか見られません。
大きく空を取り入れることによって雄大な風景となっています。
シャッターチャンスも完璧です。
<優秀賞>

「イルカに乗った少年」齊藤 修成 様

「火力の力」船木 京一 様

「西日を受けて」田中 憲弘 様

「新しい夜明」三戸部 悦郎 様

「ハスカップ摘み」佐藤 幹夫 様

「ひと休み」徳地 美登 様

「始動前」小山 憲紀 様

「夜間作業」山内 佳子 様

「真冬も元気に」山内 崇司 様

「課外授業」桑原 芳枝 様

「ある日の午後」金泉 隆行 様

「異国情緒」丹羽 昌宏 様
<優秀賞(学生)>

「守り神」山田 祐希 様

「光を生む光」川上 沙音美 様

「未来への道はあちらです」的場 慶 様
<立地企業賞>

「厳冬の安平川「鷲と鷺の遭遇」」野村 進 様

「また会おう!」田邊 由美子さん

「明日の風」内藤 美穂子さん
<作品展示のお知らせ>
今年度もフォトコンテストの入賞作品展示会を開催する予定です。
場所や日程につきましては、決まり次第ホームページにてお知らせいたします。